伝送速度のBASEとlanケーブルの関係

イーサネットはコンピュータネットワークの規格の一つです。

有線で接続されるLANで最も有名な規格となっているので、同じものを表現していると勘違いされるぐらいです。イーサネットは伝送速度やケーブルの種類によっていくつか分類されます。10BASE-Tは10Mbpsの伝送速度でUTPケーブルを使って接続されると言う意味です。前に書かれている数字がMbps単位での伝送速度を示しています。後ろのあるTはケーブルの種類で、数字になると同軸ケーブルを使っていることになり、Fがつくと光ファイバケーブルを使っていると言うことです。

通信機器のスペックには、これらの規格が書かれているのでそれに合わせてlanケーブルを選べば間違いがありません。現在利用されているlanケーブルはUTPケーブルを使っているものがほとんどなのでTもしくはTXに分類されます。あとは伝送速度を注意して対応するカテゴリーのlanケーブル検討をすることになります。

例えば10BASE-Tの場合、カテゴリー3以上のものを使って環境を構築すれば十分です。40GBASE-Tではカテゴリー8以上のものが必要になります。UTPケーブルは最長の接続距離が100mとなっていますが、カテゴリー8だけは30mが限界となるので注意が必要です。lanケーブルには、イーサネットのそれぞれの規格に合ったカテゴリーがあります。伝送速度に合わせてカテゴリーを選ぶことで適切な通信環境を構築することが可能です。

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