工事の効率化に役立っている丸札

丸札は主に電気工事等の時にケーブルやコードにつけ、番号や日付などを記入してケーブルを識別するために使われることが多いものです。

大きさは直径1.5~3cm位の丸型が主流で、素材にはファイバーやプラスチックが使われており、たこいと等の紐がついているのが一般的です。丸札は線名札、カラーエフ、配線分別用札等とも呼ばれ、形も丸ではなく四角いものや楕円形のものがあります。明確な使用方法の決まりはなく、作業の効率を良くするために電気工事等の現場で使用されることが多いです。

ホームセンターや現場の工具専門店だけでなく、最近では100円ショップでも販売されています。丸札は、電気工事等で複数のケーブルが使われている場合、ケーブルの両方の先に同じ番号を記入し着けることで、長い線をたどらなくても、識別することができます。どの機器に繋がっているか機器の名称を記入しつけることもあり、工事をした日付を記入しておけば、そのケーブルがいつ配線したのかがわかって便利です。

工事の変更などで複数のケーブルを配線し、不要になった線を後からはずさなくてはならない時の目印としても使われます。100円ショップなどで見かけるようになった理由は、キッチンやパソコンなどの周辺機器の電気コードや配線につけると便利といった声もあり、少量で販売されています。現場の効率をあげるために作られた丸札は、マジックや鉛筆、不滅インキ等で記入することができます。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *